人工知能(AI)開発が加速する「ベトナム」—国策でITを推進、第4次産業革命へ

「NALグループ」はベトナムで生まれたIT企業グループです。今回は、「NALグループ」のバックグラウンドである「ベトナムの概要」と「ベトナム政府が推進している国家IT戦略」について紹介します。

人工知能(AI)開発が加速する「ベトナム」

ベトナムの特徴

東南アジアのインドシナ半島東部に位置するベトナムは、若者が多く、勢いがある国として注目されています。

ベトナムの主な特徴について紹介します。

若い人材が豊富

ベトナムは「国民の平均年齢が若い」というアドバンテージがあります。

ベトナムの人口は約9270万人で、平均年齢は「29.2歳」です。労働人口は総人口の約60%を占めています。日本の平均年齢「約46歳」と比較しても、人口構成的に非常に若い国であると言えます。30歳未満が人口の6割を占めており、若い人材が豊富です。

高水準を維持する経済

ベトナム経済について、2016年での前年比経済成長率は「6.2%」となっており、高水準を維持しています。勢いのある市場として注目されています。

教育の充実

ベトナムの教育は充実しており、成人識字率は93%以上に達しています。

国民性

ベトナムの国民性としては「真面目」「勤勉」「対日感情良好」などが挙げられます。

日本人の国民気質と近く、日本人にとってビジネスを行いやすい国民性であると言われています。

IT国家を推進するベトナム

ベトナムでは、現在、国家主導によるIT推進が強力に進められています。

情報通信技術大国マスタープラン

ベトナムは、経済社会発展とともに、世界の先進技術を導入するため、中期的かつ長期的に発展させるべき産業を「IT産業」と定めました。国家レベルの科学技術発展計画を刷新し、デジタルなどの発展方向に見合わせることを狙いとしています。

ベトナム政府は、2010年に、マスタープラン「ベトナムを情報通信技術大国にするための決定」を定めました。産業政策の主力として「IT産業育成」「IT環境強化」の方針を打ち出し、「2020年までに情報通信産業のGDP比率を8~10%に」を掲げています。

「2020年までの工業化の実現、及び持続的な経済成長」のため、「グローバル人材育成」「科学技術発展」などについて、世界基準レベルまで育成することに注力しています。

電子政府構築

ベトナムは国家行政電子化計画を打ち出し、「電子政府構築」を進めています。各政府関連機関が連携し、国家レベルで各種IT戦略を推進しています。

主な政府関連機関
・国家ICT運営委員会(NCICT)
・情報通信省(MIC)
・科学技術省(MOST)
・教育訓練省(MOET)
・商工省(MOTI)
・公安省(MPS)

IT産業戦略

ベトナム政府はIT産業への強化と公約を約束しており、IT産業市場規模の飛躍的な拡大を目指しています。

「全国ソフトウェアパーク建設プロジェクト」を進めて、「IT企業の4年間免税」などのIT企業優遇税制などを実施しています。

IT教育戦略

ベトナム政府は、グローバルIT人材育成を進めています。

「大学へのIT関連学科の新増設」「職業訓練学校におけるIT関連コースの充実」「ITトレーニングセンターの設置」「人工知能(AI)関連教育強化」などの施策を行っています。

「大学院」「大学」「高等専門学校」「短期大学」「専門学校」などで、ITエンジニア教育を行っており、「公立大学」「私立大学」「民間企業の大学」など学校種類も豊富です。

猛スピードで普及するIT環境

以前のベトナムではITインフラ環境は整っていませんでしたが、近年では、特に「インターネット」と「移動通信」などにおいて猛スピードで普及しています。

WTO加盟によりグローバル基準へ

ベトナムは、一層の市場経済化と国際経済への統合を推し進めています。

2007年にWTO(世界貿易機関:World Trade Organization)に正式加盟を果たしました。各国/地域とのFTA/EPA締結を進めており、TPP交渉にも参加しています。

ベトナムはWTO加盟を契機として、「違法コピーソフトウェア取り締まり強化」「知的財産保護の方策としてのオープンソースソフトウェア(OSS)普及」などが行われ、グローバル基準に準拠する環境が整い、外資系企業の投資が活発化しています。

オフショア開発

ベトナムは「技術力の高さ」「勤勉性」などが評価され、近年、オフショア開発が活発化しています。

米コンサルティング会社ソロンズによる「2015年度版ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)事業拠点ランキング」では、「首都ハノイ」「最大都市ホーチミン」がともにベスト20以内に入っています。

日本からも多くのオフショア開発が行われています。

第4次産業革命へ

ベトナムは「インターネットやAIの製造業への導入」である「第4次産業革命」対応へ向けて、建設的なIT産業推進により、次世代技術の発展に有利な条件を作り出しています。

まとめ

NALグループのバックグラウンドである「IT国家を推進するベトナム」の概要について紹介しました。

NALグループは「各種IT技術を駆使する高い技術力」と「高品質」により、多くのクライアント様から高い評価をいただいています。人工知能(AI)技術分野においても先進的な研究を進めており、AI開発についてもご相談いただけます。

まずは、お気軽にご連絡ください。
→NAL Human Resources

参考元サイト

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