契約​を​自動化​する​​​「​スマートコントラクト」​—概要と活用例​

近年注目を集めている「スマートコントラクト」についてご紹介します。

​​「​スマートコントラクト」とは

■概要

スマートコントラクト(Smart contract)とは「契約の自動化」を意味します。

契約行為のみではなく「取引行動全般」まで含み、「自動実行される契約」として「第三者を介さずに信用が担保されたトランザクションを処理できる」という特徴があります。

つまり、スマートコントラクトとは「あらゆる契約行動をデジタルで表現しプログラム化することで、事前に定められたルールに従って自動的に資産などを移転させる仕組み」を指します。

■スマートコントラクトの対象範囲

契約とは次の4つのフェーズで成り立つものとされています。
①契約定義
②イベント発生
③契約執行(価値交換)
④決済

スマートコントラクトでは②〜④が自動実行される範囲に含まれます。

■(例)自動販売機

スマートコントラクトのシンプルな例として、自動販売機が挙げられます。

自動販売機では、お金を入れて商品を選択すると、自動で商品が出てきます。これは「人と人との間における売買合意」や「売買契約書」を必要とせずに、売買契約が自動執行されていると見ることができます。

この場合、「契約相手の信用性を確認するプロセスが必要ではないため、手間を削減でき、コスト低下メリットを得られている」と考えることができます。

​​「​​​スマートコントラクト」​の特徴

スマートコントラクトには次のような特徴があります。

■信用担保が不要

スマートコントラクトでは、契約が自動履行されるため、「契約相手への信頼」「仲介者の存在」「契約相手への問い合わせ」などの手間がなくなります。

オンラインでのオークションサービスにおけるユーザー間取引などの例があります。

■契約の透明性

契約がプログラムレベルで実行されるため、契約相手からの虚偽情報などによる損害リスクが大幅に低減されます。

ブロックチェーン技術を利用すると、すべての契約実行履歴が公開/記録されるため、透明性を高めることが可能です。

■コスト低下

スマートコントラクトでは、不正を防ぐためのさまざまな措置(信用確認、紙面契約、押印、サインなど)を不要とできるため、高いコスト削減効果を期待できます。

​​「​​​スマートコントラクト」​の活用例​​

すでにスマートコントラクトを利用したサービスが登場してきており、今後、さまざまな活用法が期待されています。

■分散型アプリケーション

スマートコントラクトを利用することで、中央管理者や仲介者を必要としたサービスについて、管理者を必要としない分散型アプリケーションにできると注目されています。
・本人確認サービス
・複数ユーザー間での書類作成サービス
・課金処理サービス
・不動産取引サービス など

■IoT分野

車載IoTとスマートコントラクトを連携させることで、「セルフサービスのガソリンスタンドでガソリンを入れると、入れた分の金額が車の所有者のウォレットから自動的に引き落としされる」などの活用法も考えられています。

まとめ

弊社(NALグループ)では、ベトナムでのオフショア開発という形態で、​​​​「​スマートコントラクト​​」を活用するシステム開発のご提案も行えます。

まずは、お気軽にご連絡ください。

→NAL Human Resources

 

参考元サイト

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